韓国、日本の歌謡曲まだダメ 親善の催しで不許可に

 東京都とソウル市の友好都市提携十周年を記念する事業の一環として、在日韓国人のオペラ歌手、田月仙さん=東京都杉並区=がソウルで「夜明けのうた」を歌う予定になっていたが、韓国側が「歌謡曲なので許可できない」との決定を二十三日までに出していたことが分かった。ソウルで記者会見をした田さんは「公式にはまだ通知を受けていませんが、韓国がダメだというなら受け入れるしかありません」と残念そうな表情を見せた。

 田さんは東京都の「親善大使」として、二十五日にソウル市が主催する「98地球村ハンマダン祝祭」で、韓国語の歌二曲と共に、「夜明けのうた」「浜千鳥」「赤とんぼ」の日本の歌三曲を歌うことにしていた。当初、韓国側は三曲とも許可する方向だったが、可否を検討する公演芸術振興協議会が「童謡は良いが、歌謡曲はまだ解禁されていない」と判断し、童謡二曲だけを許可した。